2019年も今日で終わり。
年が変わっても何も変わらないのですが、
ただ、何となく区切りをつけたくなるんですよね。
今年はどんな1年でしたか?
私にとってはこんなに激動の1年は初めてでした。
前半は祖父との別れもありましたが、仕事は好調でした。
科研費も審査が通り、研究費を獲得できました。
プラハでの学会も成功し、新たな研究の種をまくこともできました。
しかし、今年の中盤からいろいろなことが起こりました。
価値観が根底から変わるような出来事でした。
現在も進行中なので、また落ち着いたら記事にしたいと思うのですが、いろいろなことが本当にどうでも良く感じるようになり、自分の中の優先順位が変わりました。
今年の後半に起こった出来事は、死ぬまで詳細に覚えていると思います。
生活は一変し、時間に追われる毎日の中で、「時間の使い方」に関しては本当に気を遣うようになりました。
ブログもいくつか運営している中で、更新する時間がなく2つほど閉鎖しました。
そんな中でも、このブログは大切にしてきました。
あまりテーマにこだわることなく、好きなことを記事にして続けられているからだと思います。
読み返してみれば、年間60記事。
そんなに多くない記事数の中、どうでもいいような記事もたくさんありましたが、
30記事は素晴らしい研究の数々を紹介していました。
2019年の素晴らしい研究の数々
自分が一番印象に残っているのはこちらの研究。
脳の神秘、赤ちゃんの神秘に関する研究はこれからも注目したいと思います。
読んでくれた人が多い記事はこちらです。
身近なものに関する研究は注目されますよね。
同じ理由でこちらも良く読まれました。
私自身の研究テーマと合致するのはこういう研究です。
生活習慣病や身体活動に関する論文はこれからもたくさんアップデートしていきたいと思います。
今年は、職場環境など産業衛生に関する研究もたくさん紹介できたと思います。
2019年の日本のテーマの一つ「働き方改革」。
言葉が独り歩きしている感はありますが、「24時間働けますか」的な昭和マインドからやっと脱却しつつあるのでしょうか。
ただ、社会にはびこる根本的な価値観を変える必要があると思います。変わりませんけど。
個人的に来年自分の知識を強化したいテーマは「発達」と「ジェンダー」。
研究が成功するかどうかは99%の努力と1%のアイデア。
来年も幅広くいろんな情報を得つつ、自分の研究を成功させたいと思います。
来年も気が向いたら読みに来てください。
2019年に紹介した論文はこちら。