3歳児におススメのボードゲーム「はじめての果樹園」

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年末年始は忙しいけど、子どもとの時間を作れて良いですね。

3歳児と一緒にボードゲーム「果樹園」をやってみました。

 

目次

ボードゲーム「はじめての果樹園」

 

果樹園には、本格的な「果樹園」と、

簡易版の「はじめての果樹園」があります。

 

私たちが挑戦したのは、対象年齢が2歳以上の

「はじめての果樹園」

まずはどんなゲームか紹介。

 

カラスに取られないように果物を早く収穫するゲームです。

 

はい、紹介終わり。

簡単でしょ??

 

はい・・もう少しちゃんと紹介します。

 

 

対象年齢:2歳以上

参加人数:2人から4人
(実際は1人でも遊べます)

所要時間:約10分

 

黄色の4つの果物が4つずつ木になっています。

 

サイコロを振って出た目の色の果物を一つ収穫します。

 

サイコロの一つの面にはカラスの絵が・・・

 

カラスの面が出るとカラスが1マス進みます。

 

カラスの進む道は全部で4マスです。

カラスが4マス進むと、カラスは木に残っている果物を全部食べてしまいます。

 

何とも欲張りなカラスさん。

 

カラスが4マス進む前に果物を全部収穫できればプレイヤーの勝ち

果物を全部収穫する前にカラスが4マス進めばカラスの勝ちです。

 

そうです。

このゲームはプレイヤーたち対カラスさんなんです。

とっても平和なゲーム。

 

しかし・・・

カラスが1マス進むたびにあがる緊張感・・・

 

 

サイコロには色とカラス以外にバスケットの面があります。

バスケットの面は、好きな果物を2つ収穫できます。

 

バスケットが出たときにどの果物を取るのか。

わずかですが戦略が問われます。

 

「はじめての果樹園」の勝率

サイコロの色の果物が気にない時。

例えば、青い果物をすでに全て収穫していて、

サイコロの目が青が出たとき。

この時は何も収穫できません。

 

このころからカラスはとても強くなります。

 

だって、全ての木に実がなっている時
カラスが進む確率は6分の1
自分が果物を収穫できる確率は6分の5です。

しかし、一つの木にしか身がなっていない時・・・
カラスが進む確率は6分の1ですが、
自分が果物を収穫できるの確率は6分の2です。

相対的にカラスが進む倍率が上がるわけです。

 

果物は全部で16個ありますが、

カラスはたった4マス進むだけで良いのです。

 

カラスにストレート負けする確率は1296分の1

 

しかし・・・

サイコロを10回ふって10回目にカラスに負ける確率は、1296分の120

サイコロを20回降って20回目にカラスに負ける確率は、1296分の540

素早く収穫できなければ、カラスに負ける確率が上がっていきます(それは当然のことなんですが・・)。

 

3歳児と「はじめての果樹園」をプレイしたら

このゲームを3歳児と一緒にやりました。

ルールは3歳児もしっかり理解。

 

ブリちゃん(娘)は今、勝負ごとに「負けたくない!」感が強く、

自分が何でも一番でないと気が済みません。

 

このゲームは協力プレイです。

「負ける」ということを学ぶのにも最適でした。

 

あーあ、カラスちゃんに負けちゃったね・・。

 

というと悔しそうですが、

ブリちゃんが負けたということは私も負けたということ。

 

敗戦の気分を共感

 

 

カラスがズンズンと進んでくると、

それはそれで怖いらしく・・・・

はじめはサイコロでカラスの目が出る度に私の後ろに隠れていました・・。

 

このゲームの良いところは他にもあります。

 

果物やカラスがでできており、しかもまあまあな大きさがあります。

子どもの小さい手でしっかり持つことができ、

収穫した感を味わえます。

 

テレビゲームでは味わえない生の感覚を存分に味わえる。

それでいて「ゲーム」ならではの緊張感や嬉しさ、悔しさも体験できる。

これがボードゲームの良いところ。

 

 

「初めてのボードゲーム」と銘打っているだけあって、

はじめての果樹園は、

「カラスのボードゲームやろ~!!」と子どもが言いたくなるような作り。

 

このゲームをきっかけにボードゲームを大好きになって、

いつもでも私と一緒に遊んで欲しい・・・。

 

「はじめての果樹園」まとめと姉妹ゲームの紹介

 

最後にこのゲームのおさらいと、姉妹ゲームの紹介です。

「はじめての果樹園」の良いところ

・ルールが簡単

・協力プレイなのでプレイヤー間の勝ち負けがない

・すぐ終わる

・果物の作りが素敵

 

●姉妹ゲームの紹介●

 

「果樹園」

「はじめての果樹園」は果物が4種4つずつですが、

本家はこちらの「果樹園」ゲーム。

本格的にやりたい人、子どもが少し大きい人(5歳以上)はこちらがおススメです。

 

 

「はじめての果樹園ミニ版」

 


こちらは「はじめての果樹園」と同じです。

果物やカラスが紙で書いただけです。

こちらは木の感覚は味わえませんが、持ち運びに便利だと思います。

 

以前紹介したヘビのカードゲームの記事はこちら

対象年齢4歳以上のカードゲームを3歳児が挑戦したら

こちらもおススメのボードゲーム。

はじめての果樹園よりもルールは複雑で難易度は高いです。

3歳児におすすめのボードゲーム第2弾「ネコとネズミの大レースViva Topo」

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