「マスクがない!!!」
今、世間でみんな同じことを思っているかもしれません。
しかし、我が家にはマスクのストックがあったはず。
そのマスクがないのです。
今事情があって毎日病院のICU(集中治療室)に行くのですが、
ICUに入るためには必ずマスクをしなければいけません。
そのために以前からマスクがストックしてありました。
また、昨今のコロナ騒ぎで電車に乗るにもマスクが必須の状況になりました。
咳でもしようものならテロリストを見るような目で見られる・・。
テロリストに会ったことないから知らんけど。
私は喘息があるので温度差により咳が出るのですが、
そんな症状のある人とか花粉症の酷い人にとっては地獄ですね。
誰かが言ってたけど本当にウイルスより怖いのは人だ。
さて、そんなところでマスクが必須なわけですが、
ストックをしておいたわけでありますが、
そのマスクがごっそりないのです・・・。
どこにいった??
まさか我が家にも転売ヤーがいるのか?
いやいや、我が家でせっせとメルカリに精を出しているのは私だけ。
もちろんマスクは出品しておりません。
ではどこに行ったのだ??
ドタバタと探していると・・・・
「マスク隠したよ」
えっっ????
マスクを隠した???
しかもそれを言ったのはまさかの4歳の娘。
状況をつかめない私に、
娘は自ら説明をしてくれました。
「だってね、テレビでマスク泥棒がいるって言ってたから、見えるところに置いておいたら盗られちゃうかもしれないって思って。」
なるほど。
そうかそうか。
テレビのニュースにも気を配れるようになったのか。
そしてその内容を理解して合理的な行動をしている。
しかも家族の安全を考えて・・・
娘の成長に感動して泣きそうになり・・・
どこに隠したんや???
「どこに隠したか忘れちゃった!!」
本当に泣きそうになりました。
恐れていた衝撃の一言。
もちろん、娘を怒ることなどはできません。
私たちのこと、いや、家族の安全を思っての行動ですから。
しかし、隠し場所を覚えていない詰めの甘さ。
あぁ~これは私の遺伝子だ。
それにしても隠した本人が覚えてないって、一番安全な方法ではないのか?
だってそんなにわかりにくいところに隠したんやろ?
さてさて、マスクはどこにあるのかな?
娘に問いただしたものの、
「怖いよね~新型ころなういする」
とか言いながらぬいぐるみで遊んでいるばかりで一緒に探そうとしてくれません。
思い出そうともしてくれない。
やっぱり、怖いのはヒトだ。
その後、どたどたと探していましたが見つかりません。
しばらく時間がたったころ、
「思い出したよ~」
神の声。
ではなくて娘の声が聞こえてきました。
「ここだよ」
と教えてくれたのは、本棚の本の後ろ。
ヘソクリかよ。
4歳にしては老練な隠し場所やな。
日本中でコロナ騒動の影響を受けていない人はいないでしょう。
我が家に起こったコロナ騒動でした。
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