冬に牙をむく夏の友

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朝晩はだいぶ涼しくなってきました。

 

昼間はまだまだ暑いのですが、

私たち(30歳代)が小学生の頃の夏休みって、夏真っ盛りでも今くらいじゃなかったですか??

 

やっぱり暑くなっているんですね。

 

今どきの夏の夜はたいへん寝苦しい。

いつの間にか当たり前すぎて「熱帯夜」という言葉も聞かなくなりました。

 

去年の夏の夜。

汗かきの私はいつも通り不快な夜を過ごします。

冷房をずっとつけておくのもあまり気が進みません。

 

そんな中、ある日ホームセンターで素敵な文字列が目に入りました。

 

 

「接触冷感」

 

 

そこには、触るとヒンヤリする素材でできているシーツが売られていました。

 

お店に展示してある体験の接触冷感素材を触ってみると、

確かにヒンヤリ

そして気持ちいい。

 

 

暑く不快な夏。

このシーツの上に寝たらどんなに気持ちいいでしょうか。

 

 

これが欲しいとおねだり。

毎晩「暑い暑い」とうるさい私にうんざりしている妻も同意して、

めでたく経費(生活費)で落として購入することに成功しました。

 

さてその晩。

さっそく買ってきた接触冷感シーツを敷いてみます。

 

 

うん❤

 

ヒンヤリ❤❤

 

気持ちいい。

 

その夜から快適な夜を過ごしました。

 

 

しかし・・・・

 

 

だんだん日を追うごとに、

ヒンヤリ感が失われていく気がするのです。

 

 

効果は1週間くらいしか持たないのか、

それとも自分の感覚が慣れてしまったのか。

 

 

不快ではないのですが、

お店で感じたあの感動

初夜に感じたあの感動。

 

あれをもう感じることはできないのでしょうか。

 

 

そうした思いを募らせながらも季節はだんだんと進みます。

 

夏は終わり、秋になりました。

 

特に何も考えることなく、そのまま接触冷感シーツを使っていました。

 

 

食欲の秋も過ぎ、

楽しいハロウィンパーティーも終わり、

山はお化粧をして、

そのうち道端には落ち葉が積もるようになりました。

 

 

しかし私のシーツは変わりません。

 

もちろん時々洗っているのですが、何も考えずにそのまま同じシーツを敷いていました。

 

 

もはや接触冷感だという事を忘れていました。

 

 

そして季節はさらに進み、

サンタクロースが来て(私のところは来なかった)、

いつの間にかガキの使いスペシャルも終わり年も変わりました。

 

一年で最も寒い季節になりました。

 

ある日、大寒波が日本を襲いました。

 

本気の冬将軍のおかげで

千歳空港では2mの積雪でついに飛行機がとまり、

東京では3㎝の積雪で大騒ぎ。

 

私の住む東海地方は雪はほとんど降りませんが、

さすがに寒い。

 

 

あぁ寒い寒い。

 

 

さすがに今日は家の中も寒いな。

 

 

お風呂で温まり・・・でもすぐに身体も冷えてしまう。

 

寒い寒い。

 

 

早く温かいお布団で眠ろう。

 

 

あ~寒い寒い。

 

 

お布団大好き❤

 

おやすみなさーーーい!!

 

お布団に潜り込みます。

 

 

 

 

 

 

つめたっっっ!!!!!

 

 

 

 

 

シーツが接触冷感だったことを思い出しました。

 

「接触冷感シーツ」は冬の寒い日に思い切り冷気を吸い込んで私を迎え入れてくれました。

忘れていた接触冷感を思い出したのは、半年後の大寒波の日でした。

 

身体にわずかに残っていたお風呂の残り熱も全て奪い取られました。

布団の中にいるのにまるで外で寝ているかのような。

これは修行か?罰ゲームか?

接触冷感さん、忘れていてごめんなさい。

1週間で効果がなくなるとか思ってごめんなさい。

 

 

 

効果は抜群でした。

さすがです。

 

 

 

今はまだ接触冷感が気持ちいい季節です。

しまい忘れにお気をつけください。

半年後に恐ろしい目に合いますよ。

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