4歳になった我が娘ブリちゃん。
好きな遊びは、
BRIOの電車のおもちゃで遊ぶこと
電車のおもちゃというとよく言われるのが、
という返答。
は??女の子なのに??女の子が電車のおもちゃで遊んだらあかんのか!二言目には男とか女とか言いやがって。男の子の遊びとか女の子の遊びとか、そんなん勝手に大人が子供に押し付けてるだけやろ。この石器時代の価値観ガチガチクソ石頭が!!!
と言いたくなるのを飲み込んで、
「はい」と返事します。
この記事のタイトルにあえて「女の子」と入れたのは、問題提起をしたかったから。
BRIOの電車のおもちゃは子どもにとってとてもスバラシイと思うので、ちょこっと紹介します。
BRIOの電車のおもちゃの何が良いのか?
電車のおもちゃと言うと、有名なのはプラレールとBRIO。
BRIOというのは、スウェーデンのおもちゃ会社です。
BRIOのおもちゃは木でできています。
我が家には、このセットと
この追加レールがあります。
お店で娘がよく遊んでいたのと、
きかんしゃトーマスとかを見て電車が好きだったので、
4歳の誕生日に買ってあげました。
大喜びで箱を開けて、部屋中にレールを並べるブリちゃん。
ドンドンとつなげていきます。
あっという間に部屋中に線路が敷き詰められました。
歩くのが大変・・・。
でも大喜びで遊んでるから壊さないように気をつけて歩きます。
はじめは無尽蔵につなげていましたが、
そのうちクルリと、ひと回りりさせる線路を作りたいと思ったのでしょう。
色々と頭の中で考えながら線路をつなげ始めました。
周りを見ながら、どの線路を繋げたら上手にできるのだろう・・・。
真剣に考えて色々と試行錯誤。
その姿を見て、本当に買って良かったと思いました。
楽しそうなのはもちろん、頭をフル回転させているのです。
レゴのように想像力を駆使し、
パズルのように鍛えられる空間認識。
さらに、レゴやパズルは自分の前だけの空間の認識で成り立ちますが、
電車のおもちゃは自分の周りに線路を敷き詰めて考えることで、自分の周囲360度全方向の広い範囲の空間しかも三次元の空間を認識して考える必要があります。
これはスバラシイ。
もちろん上手にできないところは手伝いますが、
完成した線路に自分で電車をつなげて走らせる時は満足感もひとしおなご様子。
ご満悦でなにより。
BRIOのおもちゃが我が家に来てから何日かたったある日。
ブリちゃんは車の中で急に言いました。
「ねぇぱぱ!帰ったら電車のおもちゃの繋がってないところと繋がってないところを、余ってる線路で繋げてみようよ。そしたら八の字みたいにならない??」
あぁスバラシイわ。
実物が目の前になくても、頭の中で考えて組み立てられているなんて。
BRIOのおもちゃは想像以上に子どもがいろんなことを考えるきっかけになりました。
自分で頭の中で大まかな完成予想図を作る
→予想図に沿って実際に線路を組み立てる想像と違うところが出て来て修正する
→完成して走らせて遊ぶ
→喜ぶ
想像力や空間認識能力が鍛えられ、
さらに得られる達成感と自己肯定感は、子どもの脳には最高の栄養になるでしょう。
子どもの遊び方や周りの大人の関わり方で違いはあるでしょうが、BRIOから子どもが得るものに男の子も女の子も関係ないでしょう。
そもそも、男の子と女の子で脳の発達に大きな差はないと言われています。
こちらにレビュー論文があります。
脳の発達に性差があるかないかは、はっきりとはわかっていません。
ただ最近は、上記の論文のようにあまり差がないという報告が多いです。
なぜ電車が「男の子のおもちゃ」とされているのかは全くわかりません。
「男の子の遊び」「女の子の遊び」と言うのは、周りの大人が意識的、無意識的に子どもに洗脳してしまっているのでしょう。
そんな大人の価値観を子どもに押し付けることこそが、子どもの発達や可能性を排除することになると思います。
BRIOはプラレールと違うところは木でできているところ。
とてもやさしく柔軟性があります。
一見繋がらなさそうなカーブも木でできている柔軟性ゆえ繋げることができます。
プラレールよりも小さい時から遊べると思います。
難点は値段ですね。プラレールよりもちょっと高い。
でも割れることもないし長く遊ぶのにはとても良いと思います。
これからもたくさんたくさんBRIOで遊んで、どんどん成長してほしい。
しかし・・・気づいたら自分の方が夢中になって線路を繋げている時も・・・。
ちなみにBRIOのゲームアプリもあります。線路をつなげて電車を走らせられます。
対象年齢は3歳から。でも大人も遊べます。
我が家の4歳児もハマっております。