中国で感染症が広がる理由の1つ

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新型肺炎。

 

 

中国では団体旅行が禁止され、日本に来る中国の方も減ってしまいました。

 

悲しい。

 

外務省が不要不急の渡航をしないように勧告していることもあり、仕事以外で中国に行く人は今はほとんどいないのではないでしょうか。

 

悲しい。

 

中国は何度行っても話題に事欠かない楽しい国。

 

私も大好きな国のひとつで(住みたいとは思いませんが)、近くて遠い大国の文化の違いはとても面白い。

 

さて、そんな中国の習慣を思い出しながら勝手に新型肺炎の流行について考察してみました。

 

この記事には科学的根拠は全くありませんので悪しからず。

 

単純に私が思ったことです。

 

 

なぜ、中国でここまで新型肺炎が大流行しているのでしょうか。

 

対策の遅れなどもいろいろ言われていますが、実際のところはわかりません。

 

ただ、中国と日本、あるいは中国と台湾や香港の間には毎日何万人もの人が行き来しております。

 

新型肺炎が武漢で出現したことが明らかになってから、旅行の禁止や渡航の制限などが行われるまでにはかなりの時間がありました。

つまり、かなりの人が行き来していると思われるのです。

 

 

すると、日本でも香港でも台湾でもすでにパンデミック状態になっていてもおかしくないと思います。

 

 

しかし、対策が功を奏しているのか、パンデミック状態とまではいっていないと思います。

 

インフルエンザの方が猛威を振るっています。

 

では、なぜ中国ではこんなに急速に拡大して、香港や台湾、日本では比較的小規模な流行で済んでいるのでしょうか。

 

私は一つだけ思うことがあります。

 

 

それは、公共交通機関の中の環境です。

 

香港や台湾や中国に何度か行ってみて明らかに違うことが一つだけあります。

 

 

それは電車やバスの中の話し声。

 

 

中国では電車の中がとても賑やかで、香港や台湾ではとても静かなのです。

台湾なんかは日本の電車よりも静かなのです。

 

都会の人口密度はどの国もかなりのものですので、電車に乗る人は大勢います。

それはどの国も変わりません。

 

なのに中国だけとても賑やかなのです。

 

 

どういうことか。

 

 

中国の電車の中では、ひっきりなしにスマホの着信音が鳴り響きます。

 

しかもビックリするくらい大音量

 

 

しかもみんな同じ着信音

 

 

AUやソフトバンクのCMでおなじみの

チャッチャチャチャッチャッチャららチャッチャッチャチャ

ってやつ。

 

大勢載っている上海などの地下鉄では本当に5秒に1回くらいその着信音が鳴り響きます。

 

 

それは言い過ぎやろ~

 

 

 

と思うやろ?

 

 

行ってみてよ。

ほんまやから。

 

 

 

そして、着信があったらみなさん必ず応対するのです。

 

日本や香港や台湾では電車内で通話をしている人ってあまり多くありませんよね。

中国ではとっても多いのです。

 

そして、着信に出たと思ったら大声で話し始めます。

 

 

中国の人っていい声してる人多くありません?

 

お腹から朗々と大きな声を出してしゃべる。

 

 

よく見たら、携帯の通話だけでなくそこら中で大声でしゃべっているのです。

 

 

日本では喧嘩してると思うくらい大声。

でもそれが普通。

 

 

みなさん大声で唾を飛ばしながら朗々と話をして、

そして大声で笑ってる。

 

わっはっはっはっは。

 

 

 

満員電車で大声で会話をしたり通話をしたり。

 

 

 

日本では子どもを連れて電車に乗ると結構気を使いますが、

中国の電車に乗った時は、これなら何にも気を使わなくていいなと思いました。

 

 

そんな素敵な?中国の文化ですが・・・

 

 

 

新型コロナウイルスはおそらく飛沫感染。

(最新情報ではエアロゾル感染もと言われていますが)

 

 

大声で会話をする中国の人たち。

もちろん知らず知らず唾液が飛び交います。

 

その唾液などが付着して直接感染する人もいるでしょう。

 

携帯で通話をした後に唾液などがついたスマホの画面を触って、その後つり革を触る。

 

そのようにして接触感染をする人もいるでしょう。

 

 

 

公共交通機関の中は、閉鎖されており多くの人が乗っているため感染症には最悪の環境。

 

同じ密度で人が乗っていても、その中で会話が積極的に行われるかどうかで恐らく感染の可能性は変わるのではないでしょうか。

 

 

SARSの時も中国の大都会ではあっと言う間に広がりました。

 

 

もちろん発生源となっている環境も問題だと思いますが、

一度感染症が発生した時にも脆弱な環境なのかもしれないと思いました。

 

 

とにかく多くの人が感染して多くの人が亡くなってしまっている。

早く収束してほしいです。

 

そしてまた中国に行きたいし、中国の人もたくさん来てほしい。

 

私の中国旅の記録はこちらもどうぞ。

中国一人旅。甘く見るなかれ。波乱そして試練の旅まとめ

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