中国の両替事情‐波乱の中国旅行第7話‐

Pocket

両替。

それは海外旅行の悩みのひとつ。

 

お国によってその事情は様々。

どこでやると安いのか。ぼったくられないか。

たいていの国は町中の両替所でやるのが安い。

 

なかには日本のようになかなか両替所の見つからない国も。

中国も同じです。

NEOMONEY

 

中国旅行のガイドブックにはこのように書いてありました。

 

 

中国銀行で両替をするのが一番お得

 

 

 

そうかそうか。

一部だけ中部国際空港で両替をし、残りは中国銀行で両替をすることにしました。

 

 

ありました。中国銀行

ホテルの近く。

 

 

 

中国銀行の中に入ると…

 

 

 

普通の銀行

 

 

 

日本で言うとメガバンクのような雰囲気。

そう。若干冷たくてルールのわからない人を寄せ付けない雰囲気。

 

 

しかし私は人民元が欲しい。

 

 

受付みたいな人に尋ねました。

 

「両替をしたいの」

 

「パスポート見せて…ふむ…あっちでできるよ」

 

良かった…英語が通じる。

 

 

指差された方に向かうと…

 

 

 

 

普通の銀行。

 

 

 

 

観光客が来る雰囲気ではない。

 

 

地元の中国人たちが何かしらの手続きをしに来てる。

 

 

とりあえず中国人に倣って、番号札を取ります。

 

 

 

普通の銀行。

 

 

 

長い待ち時間。

 

 

 

これまた普通の銀行

 

 

 

 

ていうか、観光客みんなほんまにこんなことして両替してんのか?

両替なんてどこの国でも一瞬で終わるで。

 

 

 

素朴な疑問を感じながら

待つこと20分

 

 

やっと私の番。

 

 

 

窓口の冷たいお姉さん。

 

 

 

うん…普通の銀行

 



 

 

「日本円を人民元に両替したいのよ」

 

 

「パスポート見せて」

 

 

「はいどうぞ」

 

 

やっと人民元もらえる。

人民の仲間入り。

 

 

 

 

 

「ビザ見せて?」

 

 

 

・・・はっ??

 

 

 

中国に日本人が入国する場合、15日以内(多分)ならビザは必要ないのです。

 

 

「短期の観光はビザいらないのよ」

 

そういうと、

 

 

「あんた、ビザないの!?はっ??まじ?ありえないんですけど!」と。

 

 

「いやいやアタシたちビザいらないのよ。あんたこそ何言ってんの!」

 

何回かこの押し問答を繰り返す。

 

例によって私はパスポートを人質に取られている。

 

 

あーもう!何でなんにもスムーズに進まないのよ!

 

 

まるで私が不法入国者であるかのような目で見る受付のお姉さん。

 

 

 

その後、何やら上司のような人とひそひそ話。

 

おい頼むよ上司。

 

 

 

そして、

「いいわ!両替してあげる」と。

 

 

 

なんのこっちゃ。。

 

 

 

いいから早くしなさいよ。

たった一万円を両替するだけやのに。

 

 

 

 

しかしその後、延々と書類を書かされる。

 

 

 

まさに銀行

 

 

 

 

めんどくさい。

 

 

 

 

最終的に40分くらいかかってやっと一万円分の人民元を手に入れました。

 

 

全く人民の仲間入りはできてませんでした。

 

中国銀行を出た時にはまたしても疲労困憊。

 

 

 

そして、両替のレートはというと、1元が17.2円くらい。

中部国際空港では17.8円程度でした。

 

 

 

 

ほとんど差ないやんけ!!

 

 

 

 

 

労力と時間を考えたら、少額なら日本の空港で変えた方がいいと思います。。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA