上海大行列-波乱の中国旅行第3話‐

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空港から電車乗り場までは徒歩5分程度。

 

中国は公共交通機関の入り口という入り口で金属探知機とエックス線による荷物検査があります。

 

 

荷物検査に並んで、やっとこさ駅に突入しました。

 

 

さて…どうしたものか。

 

 

巨大なターミナル駅。

 

そこらじゅう人だらけ。

 

前後左右上下、全て中国人(に見える)。

 

かつてないほどのアウェー感

私はここにいるべきではない。

 

 

早く抜け出さねば。

 

 

そのためには新幹線のチケットを手に入れないと。

 

しかし、どうしたものか。。

 

そこらじゅうに窓口。そこらじゅうに券売機。それぞれ大行列。

おそらく、どこかでEチケットを新幹線の券に変えてくれるはず。

 

きっとそこには英語表記があったり、外国人が並んだりしているはず…。

 

とりあえずぐるぐると駅のなかを回ります。

駅はとても大きく、

 

10分以上かかって1周しました。

 

 

 

わからん。。

 

 

 

何が何だかさっぱりわからん。

 

 

そして恐ろしいことに、「インフォメーション」的なものも見当たらない。

 

 

 

どこに行けばいいんや?

 

 

残り時間は2時間を切りました。

 

 

こうなったらとりあえず適当に窓口に並ぼう。

そして聞くしかない。

 

中国旅行のガイドブックには必ずこう書いてあります。

 

「とりあえず、何をするにも時間がかかるのでできるだけ早い行動を」

 

 

 

その通りでした。

 

 

 

とりあえず時間がかかる。

 

列が進まない。

 

 

テーマパークや飲食店の行列は、

その先に高い確率で幸せが待っているので、

ワクワク感に満たされます。

 

 

しかし、この上海大行列不安以外の感情が何も湧いてこない

 

 

 

時間だけがいたずらに経っていきます。

 

 

 

 

 

そして、やっと自分の番。

 

とりあえずEチケットとパスポートを渡します。

 

 

受付のお姉さん。

 

パスポートを手に取り、机の上の紙をペラペラとめくり始めます。

 

 

おっ、もしかして乗客名簿に私の名前があるのか?

 

 

この窓口で良かったのかも・・・・

 

 

さすがエクスペディア

 

 

湧いてくる淡い期待。

 

 

エクスペディア最高かよ。

 

 

脳内を支配し始めるポジティブ勢力。

 

 

 

するとお姉さんが怪訝そうな顔つきになりました。

 

 

 

おい!頼むわ。エクスペディア。

 

 

雲行きが怪しい・・・・。

盛り返すネガティブ勢力。

 

 

そして、お姉さんは私に「ちょっと待って」的な仕草をしたのち、

立ち上がりました。

 

 

そして私のEチケットとパスポートを持って、すたすたと後ろの方へ消え去っていきました。

 

 

どないなってんねん。エクスペディア。

 

ほぼ全ての脳内議席をネガティブ勢力が獲得しました。

 

 

 

後ろで並んでいる中国人、何やら怒り始めました。

 

 

 

 

ごめんやで、、あなたにかまっている場合ではない。

アイcannotスピークちゃいにーずやし。

 

 

 

 

私のパスポートは・・・?

 

 

つづく。

 

 

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